うつ病の人がとる行動をパターン別に説明

うつ病の人がとる行動

・1日中気分が落ち込んでいる
・何をしても楽しめない
・好きな事にも興味がわかない
・自分が無価値と感じる

上記の気持ちが長期間続くならうつ病の可能性があります。
うつ病は、精神的ストレス・身体的ストレスが重なって起こります。

うつ病はケガの様に他人からは一目ではわかりません。
本人も、うつ病なのか判断出来なかったり、自覚できない場合もあります。
そのため、相談も出来ず症状が悪化するまで気づかない事も多いです。

うつ病のサインに気づけば、早期発見・早期改善につながる可能性があります。
そのために、うつ病の人がとる行動、使いがちな言葉、顔の表情の特徴について説明していきます。

代表的なうつ病の人がとる行動

うつ病の人は、心の影響が行動や言葉にも現れます。
代表的なうつ病の人がとる行動を紹介します。

周りが気づくうつ病の人がとる行動

うつ病の人がとる行動

身体面でのうつ病の人がとる行動は下記です。

・口数が減る
・飲酒量の増加
・連絡頻度の減少
・ボーっとする
・元気がない

この様な行動が続いたらうつ病の可能性があります。

うつ病の人の表情

・無理な作り笑い
・暗い表情
・無表情
・虚ろでぼーっとした表情

うつ病の人の行動:自覚症状

うつ病の人がとる行動 やる気減少

自覚できるうつ病の人の行動は下記です。

・やる気が低下して何もする気が起きない
・思考力・集中力が低下して考えがまとまらない
・何をしても楽しめない
・自分が無価値と感じる
・自殺願望が強くなる
・自傷行為をする
・他人と関わることが怖い
・人に会うのを避ける
・妄想が激しくなる

うつ病の人が多用する言葉

・「不幸」「絶望的」
うつ状態の人が多用する中でもわかりやすい言葉の1つです。
ネガティブな感情から、不幸・絶望的とのネガティブな言葉を多く使います。

・「絶対」
うつ状態の人は「0か100か」という概念にとらわれがちです。
そのため、周りからは小さな事でも重く受けとめてしまいます。

・「~しなければいけない」
強迫概念にとらわれて発する言葉です。
「0か100か」でやるなら手抜きが出来ません。
理想と現実とのギャップにより自身を責めたりする時にも使われます。

・「僕は」「私が」「自分からすると」
周囲への関心・興味が薄れていることから一人称単数形を多用します。
人に会うのを避ける等の他人とのコミュニケーションに問題を抱えている状態です。

うつ病の人がとる行動【仕事編】

大人のうつ病は仕事関係が多いです。
上司からの叱責、仕事のプレッシャー等のうつ病の要因が多くあります。

仕事中によく見られるうつ病の人がとる行動を紹介します。

うつ病の人がとる行動(ミスの増加)

うつ病の人がとる行動

仕事におけるうつ病の人がとる行動にミスの増加があります。

うつ状態では、思考力・集中力が低下します。
そのため、以前とは違いミスが増加しやすいです。

うつ病になると仕事へのモチベーション低下により、投げやりな仕事になりがちです。
そのためミスが多くなります。

うつ病では不眠等の症状も出ます。
仕事中の居眠り等で集中出来ずてミスが増えやすくなります。

・書類の誤字脱字
・約束時間の間違い
・聞き間違い等

仕事が良く出来る人であれば、今まででは考えられないミスが続くため気づきやすいと言えます。

うつ病の人がとる行動(遅刻・無断欠勤)

うつ病の人がとる行動 遅刻

うつ病の人がとる行動として、遅刻・無断欠勤があります。

うつ病の症状として、不眠や眠っても途中で起きる中途覚醒があります。
そのため睡眠不足となり朝起きられなくなってきます。

うつ病の初期段階では軽い遅刻や仕事中の居眠りがたまにある程度です。
進行すれば大幅な遅刻や無断欠勤になります。

今まで遅刻しなかった人が、理由無く遅刻が増えてきた場合は注意してみましょう。

うつ病の人がとる行動(身だしなみ意識の低下)

うつ病の人がとる行動 身だしなみ意識低下

うつ病の人がとる行動に、身だしなみへ意識の低下があります。

周囲への関心・興味の低下により身だしなみがどうでもよくなります。
シャツのシワ・寝癖・ヒゲ・目やに・化粧・体臭等の清潔感を気にせず出社する様になります。

ファッションに興味があった人が、うつ病で興味が無くなる事も身だしなみ意識の低下につながります。

うつ病の人がとる行動【家庭編】

うつ病の人がとる行動はストレスから回避するためのもの。
外よりも自宅はストレス回避行動が取りやすいため、家族は気づきやすいとも言えます。

家族がうつ病か心配な方は、家庭でのうつ病の人がとる行動がないかを確認してみましょう。

うつ病の人がとる行動(朝起きない)

うつ病の人がとる行動 朝起きない

うつ病の人がとる行動に朝起きてこないがあります。

うつ病では、入眠困難・中途覚醒の割合が増加することで睡眠不足になりがちです。
さらに、生活に対する意欲、仕事へのモチベーション低下等も重なり朝起きることが難しくなります。

起こしても布団から出てこず、遅刻や会社を休む等につがなります。

うつ病の人がとる行動(口数の減少)

うつ病の人がとる行動 口数減少

うつ病の人がとる行動に口数の減少があります。

思考力等の低下により、よく話す人でも口数が減る傾向があります。
話しかけても、適当な返事聞いていない等があるなら、精神的に追い込まれている可能性があります。
口数の減少や家族に対して興味・関心が無くなる事で関係悪化する場合も出てきます。

興味があることを話しかけても、興味無い返事をしたり話が続かない場合は注意しましょう。

うつ病の人がとる行動(食事量の減少)

うつ病の人がとる行動 食欲減少

うつ病の人が取る行動に食事量の減少があります。

うつ病では食欲がわかないため食事量も減少します。

反対に、アルコール摂取は増加する傾向にあります。
食事量は減少したのに、飲酒量が増えているなら注意してみましょう。

うつ病の人がとる行動はストレス回避のため

うつ病の人が取る行動 ストレス回避

うつ病の人がとる行動はストレスから逃れるためです。

うつ病の原因が仕事のストレスなら、脳は強制的に仕事を休ませようとします。
強制的に仕事を休ませる事でストレス原因から遠ざけて身体を守ろうとするのです。

(顕在意識)では仕事に行きたいと言っても、本人んも意識出来ない心の奥底(潜在意識)では仕事を休む事を選択しているのです。

そのため、励ますつもりの「頑張れ」「元気を出して」は潜在意識の希望(仕事を休む)とは異なるため逆効果となる事が多いです。
そのため、「休んでいい」「理解している」等の、現状を認める言葉をかけて下さい。

周りでうつ病の人がとる行動をしているなら、早く専門機関を勧めてあげましょう。
一人では行きたがらないなら、「一緒に行こう」等で背中を押してあげて下さい。

うつ病は心身両面からアプローチ

うつ病は心療内科が一般的ですが整体でも改善可能です。
心身相関という言葉があるように、心と身体は繋がっています。

うつ病は心の病ですが、心の影響が身体にも現れます。
心療内科では心にアプローチしてうつ病を改善していきます。

整体では、身体を良くすることで心の状態も改善されていきます。

さらに、当院では、身体は整体で整えて、心は催眠療法で整える事が可能です。
心身両面からうつ病にアプローチする事で他で改善しなかったうつ病も改善可能です。

うつ病の人がとる行動があるならお任せ下さい。

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