めまいの種類/回転性・末梢性・メニエル病のめまいって何?

めまい

「めまい」の症状に悩まれいる方は女性に多いとも言われますが、男性にも多くおられます。
日常生活に支障をきたすこともある「めまい」は色々な種類があります。

今回は「めまい」の種類にはどんなのがあるのかを書いていきます。
めまいは「自覚症状」や「問題の場所」等で種類分けが異なります。
そのため重複する箇所もあります。

「めまい」は脳の病気の可能性もあり軽く考えてはいけません。
素人判断は非常に危険です。
僕がめまい施術をする時も、病院で病気無しと言われたかを確認しています。

このブログでは、こんな種類と特徴がある事を知ってもらいたいだけです。
あなたの「めまい」の種類を正確に知りたければ必ず病院に行って下さいね。

自覚症状によるめまいの種類分け

めまいは自覚症状により3種類に分けられます。

  1. 回転性めまい
  2. 浮動性(浮遊性)めまい
  3. 失神性(突発性)めまい

回転性めまい

回転性めまいは、じっとしていても天井や周囲の景色がグルグル回転して見えるめまいです。
また周囲ではなく身体が揺れている様に感じることもあります

浮動性(浮遊性)めまい

浮動性(浮遊性)めまいは、ゆらゆらと揺れる、フワフワと浮いた感じがするめまいです。
身体がフラフラするため「足が地に着かない」「船に乗っているような感じ」と表現される場合もあります。

失神性(突発性)めまい

失神性(突発性)めまいは、立ち上がった瞬間、もしくは立っている時に感じるめまいです。

失神したり、目の前が真っ暗になる、頭から血が引いた等の表現をされたりします。

問題箇所でのめまいの種類分け

めまいの原因が脳にあるかでも種類分けがあります。

  1. 中枢性めまい
  2. 末梢性めまい

中枢性めまい

中枢とはの事です。
つまり、中枢性めまいとは脳梗塞や脳内出血、脳腫瘍等の脳の障害から起こるめまいです。

中枢性めまいの頻度は多くありません。
ただし、放置していると命や後遺障等の問題が大きくなります。
これが怖いので、めまいが起きた時は最初に病院で検査を受けて下さい。

脳は身体のバランス、運動や感覚等の様々な命令系統の中枢部です。
そのため中枢性めまいは、めまい以外の下記の神経症状も起きる事が多いです。

・物が二重に見える
・呂律が回らない
・手足や顔面のしびれ、動かしにくい

めまいの症状としては軽度な事がほとんどです。

末梢性めまい

内耳 三半規管

末梢性めまいとは中枢の脳以外の障害で起こるめまいの事です。
末梢性めまいの障害部分は耳の奥にある内耳です。

内耳には三半規管等のバランス感覚に非常に重要な役割があります。
このバランス感覚の問題でめまいが出るのが末梢性めまいです。

末梢性めまいの特徴として、回転性めまいが多くなります。
中枢の脳には障害が無いため、呂律や手のしびれ等の他の脳神経症状は無いです。
内耳の障害のため、難聴耳鳴りが出る事があります。
めまいの症状は強いですが持続時間は短い傾向にあります。

末梢性めまいの症状名は
メニエル病
良性発作性頭位めまい症
・前庭神経炎
・突発性難聴
等があります。

整体で改善出来るのは末梢性めまい

めまいの種類分けをした理由は、整体で改善するめまいの種類を知ってもらいたいからです。
整体で改善可能なのは末梢性めまいです。

中枢性めまいは、脳の病気なので整体では手出しが出来ません。
必ず脳の専門病院に行って下さい。

めまいの症状が出たら、病院で検査を受けて脳に異常が無いかを必ず確認。
そこから、整体院に行く等を考えて下さい。

末梢性めまいの原因は脳に送られる情報が不正確

前庭器官 三半規管

末梢性めまいは内耳から脳に送られる情報が不正確な事で起こります。
内耳にはバランスを感じる重要な役割の前庭器官があります。

前庭器官の中に三半規管等が含まれます。

三半規管は頭の傾きを感じます。
正常であれば、
実際に頭が傾いた時に三半規管が傾き瞬時に感じます。
頭を戻した時も、傾きが無くなったと三半規管は瞬時に感じてくれます。

三半規管い何らかの障害が起きると
頭が傾いても三半規管が傾きを感じるのが遅れてしまいます。
頭を戻した時に、三半規管は傾いたと感じてしまいます。

脳には送られる情報は2つ
・正確な頭の動きの情報
・不正確な三半規管の情報
脳は頭の動きは止まっているのに、動いている途中と間違えてしまいます。

これが末梢性めまいの一つの例です。

末梢性めまいの施術方法

当院の末梢性めまいの施術は他院と全く違います。

前庭器官の検査を行い、どこの情報が正確に脳に送られていないかを検査していきます。
見つけたら、その部分に刺激を入れてトレーニングしていきます。

実際にどのようなものかは動画を見てもらった方が早いです。

三半規管トレーニングの一例です。
側弯症向けとなっていますが三半規管トレーニングの内容は同じです。

三半規管以外の前庭器官や眼なども同様にトレーニングを行なっていきます。

これが当院の末梢性めまいの施術方法の特徴です。
脳や神経から考えて改善を目指していきます。

末梢性めまいでお悩みの方はお任せくださいね。

健康ブログについて詳しくはこちら

この記事に関する関連記事

大阪・高槻スポーツ整体 ぎの整体院