催眠療法(ヒプノセラピー)がトラウマ解消に効果的

トラウマ

トラウマで悩まれている方に試してほしいのが催眠療法(ヒプノセラピー)です。
催眠療法(ヒプノセラピー)はトラウマ解消に非常に効果的です。

トラウマと「心的外傷」であり、簡単に言えば「心の傷」です。
トラウマは単なるストレスとは意味が違います。
強いストレスを受けた結果、後の人生に悪影響を及ぼすものがトラウマです。

今回は
・トラウマとストレスの違い
・ストレスとは
・トラウマ反応の症状
・トラウマとなる体験
・催眠療法(ヒプノセラピー)はスピリチュアルでは無い
.・催眠療法(ヒプノセラピー)の催眠状態とはまどろみ状態
・催眠療法(ヒプノセラピー)の暗示効果では嫌なことは入らない
・催眠療法(ヒプノセラピー)の暗示効果
・催眠療法(ヒプノセラピー)によるトラウマケアの流れ
・トラウマに悩まれている方へ

という内容になっています。
トラウマに悩まれている方はぜひ最後までお読み下さい。

トラウマとストレスの違い

トラウマと似た言葉にストレスがあります。
この二つは意味が違います。
トラウマとストレスの違いをざっくりと説明します

例えば、過去に悪口を言われたとします。
この悪口ストレスです。
単なる悪口なら嫌な思いをするのは言われたぐらいです。
時間が経てばそのうち忘れてしまいます。
しかし、心にグサッと刺さりその後にも悪影響が続くことがトラウマです。

過去のストレスを伴う体験により生じる心の傷がトラウマです。
ストレスは単なる体験です。

ストレスとは

ストレス 風船

「ストレス」とは、もともと物理学で使用されていました。
物体の外側からかけられた圧力で歪みが生じる状態を言います。

心理学では、心や体にかかる外部からの刺激ストレッサーと言います。
ストレッサーに適応するために、心や体に生じる反応をストレス反応と言います。

例)風船を膨らます
風船に入る空気=ストレッサー
風船が膨らんだ状態=ストレス反応

風船には空気が入る限界があり、これを超えると破裂します。
心や体も同じで、ストレスを強く感じたり、限界を超える事を「ストレスフル」と言います。
英語「ful」は「満ちている」という意味です。

ストレスフルにより心身へ大きな負荷がかかりトラウマとなります。

トラウマ反応の症状

トラウマ反応
トラウマ反応とは、極度の危険状態時に誰にでも生じる心理的反応です。
異常な反応ではありません。
異常な状況に対する正常な反応です。

トラウマ反応の症状とは
・トラウマ体験が急によみがえる
・トラウマ体験時の気持ちが沸き上がる
不安で落ち着かない
・音・臭い・等の刺激に過剰に反応する
・不眠
・理由もなく苛立つ
抑うつ
・悲しみ、怒り、焦り、無力感、罪悪感を過剰に感じる
他人、自分自身を信用出来ない
上記以外にもトラウマ反応の症状は人により様々です。

トラウマとなる体験

トラウマ

トラウマの原因となる体験はの例として下記があります。

・いじめ
・悪口
・地震、津波、台風等の自然災害
・虐待
・犯罪、性暴力等
・交通事、重い病気、ケガ等
・家族や友人の死、別離等

催眠療法(ヒプノセラピー)はスピリチュアルでは無い

催眠療法(ヒプノセラピー) 痛いの痛いの飛んでいけ

催眠療法(ヒプノセラピー)は、心身が深くリラックスした催眠状態時にイメージ等を使いトラウマを解消する心理療法です。

催眠療法(ヒプノセラピー)はスピリチュアル等の怪しいものではありません。
例えば、
「レモンを口の中に入れる」とイメージするだけで唾液が出ます。

これは、過去の経験からレモンを噛むと唾液が出ると脳が記憶しているからです。
誰でもイメージだけで身体は反応するという事です。

他にも
「痛いの痛いの飛んでいけ〜。」
で子供は痛みが軽減するのも同じです。

これを応用して、トラウマ解消をイメージを使って行うのが催眠療法(ヒプノセラピー)です。

催眠療法(ヒプノセラピー)の催眠状態とはまどろみ状態

催眠状態 ウトウト

催眠療法(ヒプノセラピー)の催眠状態とは心身ともにリラックスした気持ち良い状態です。

例えるなら、布団の中でウトウトまどろんでいる状態。
この時は、自分の意思で起きようと思えば起きれます。
でも、気持ち良いから起きるより、まどろんでいたいですよね。

他に例えで言えば、日向ぼっこしながらボケ〜っとしている状態。
力も抜けて余計な事も考えず気持ち良いですよね。

催眠状態は、嫌ならあなた自身の選択で止める事も可能です。
でも、気持ち良いから言われた通りにしてみようと自ら受け入れた状態です。

初めて催眠療法(ヒプノセラピー)を受けられる方は
意識はしっかりあるのにこれで催眠状態に入ってる?
と疑問に思われる事もあります。

催眠状態 日向ぼっこ

催眠療法(ヒプノセラピー)の暗示効果では嫌なことは入らない

催眠療法(ヒプノセラピー)では、催眠状態時にトラウマ解消出来る「言葉がけ」で誘導していきます。
この誘導を「暗示をかける」とも言います。

嫌な暗示をかけられる可能性があるのでは?
と不安になるかもしれませんが安心して下さい。
あなたが嫌がる暗示はかかりません。

前述したように、催眠状態では心地良いと思う状態を受け入れています。
嫌なら、催眠状態を受け入れず拒否する事も出来る状態です。

暗示も同じで、受け入れられるから効果が出ます
拒否する言葉は、心地良さが無くなり暗示も入りません。

催眠療法(ヒプノセラピー)では、トラウマ解消に素直に受け入れられる言葉を事前にカウンセリングしていきます。

催眠療法(ヒプノセラピー)はトラウマを上書きで書き換える

催眠療法 ヒプノセラピー セーブ

催眠療法(ヒプノセラピー)とは、ゲームのセーブと同じと考えて下さい。
過去のデータをどんどん上書き保存していきます。

トラウマ(過去データ)を新しいデータ(暗示・誘導)によりセーブすることで上書きしていきます。

催眠療法(ヒプノセラピー)に重要なのは、素直に受け入れられる「言葉がけ」です。

トラウマケアでは、どの様な状態になりたいのか?
等を丁寧にヒアリングして、あなたの希望する暗示を探していきます。

あなたが希望する「○○になりたい」誘導する暗示文だから素直に受け入れる事が出来ます。
上書きを素直に受け入れられるから、トラウマが解消されていきます。

催眠療法(ヒプノセラピー)によるトラウマケアの流れ

当院による催眠療法(ヒプノセラピー)によるトラウマケアの流れを説明します。

カウンセリング
催眠療法(ヒプノセラピー)の説明
どの様なトラウマなのか?どの様になりたいのかや、イメージしやすいもの等を聞いていきます。

整体
心身相関と言い、心と身体の状態は繋がっています。
身体を軽くすることで、心もリラックス出来ます。
心身ともにリラックスすることで、カウンセリング時は緊張して話せなかった事も話せる様になります。

イメージで身体が変化する体験
催眠療法(ヒプノセラピー)の準備として、イメージで身体が変化することを体験してもらいます。
これにより、催眠療法の効果を信じられる様になり、トラウマケアの効果が高まります。

催眠療法(ヒプノセラピー)
ベッドに寝ながら呼吸やイメージトレーニングを用いて、催眠状態に誘導します。
催眠状態になってから、トラウマをポジティブな暗示やイメージを使って上書きしていきます。
催眠が入ったら催眠状態から覚醒していきます。

終了後に催眠療法(ヒプノセラピー)を受けて、イメージしやすかった・しにくかった事等を聞かせてもらいます。
次回は、イメージしやすかったことをより具体的する等であなたに最適な誘導が出来る様になります。

トラウマに悩まれている方へ

トラウマ

トラウマを抱えながらの生活すると様々な支障があります。
催眠療法(ヒプノセラピー)はトラウマケアに非常に有用な解決方法です。

今までは過剰にトラウマを恐れて大きいと誤認している状態です。
催眠療法(ヒプノセラピー)でトラウマを良い方向に上書きする事で、一気に小さくなります。

トラウマで悩まれている方は、催眠療法を試してみてはいかがですか?
当院では、整体と催眠療法(ヒプノセラピー)で、心と身体の両面から整えてトラウマケアを行なっていきます。

催眠療法(ヒプノセラピー)について詳しくはこちら

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