顎関節症とは
顎関節症とは口が開かない(開口障害)、痛みがある、音が鳴る等の顎関節の障害です。
顎関節症から、肩こり・頭痛・耳鳴り・食欲不振等まで発生する場合もあります。
顎関節症は噛む筋肉が硬くなったり、あごの骨や関節円板に問題があって発生します。
適切な施術を受ければ顎関節症は改善可能です。
しかし、間違った施術や放置により日常生活にも支障をきたすほど重症化する場合もあります。
なぜ顎関節症になるのか
顎関節症は、あご周辺の筋肉が硬くなって起こります。
あごに負担をかける主な要因は次の5つです。
癖・姿勢・外傷・噛み合わせ・自律神経
顎関節症は5つが組み合わさっているのがほとんどです。
癖
例えば、頬杖をつく。
これは一方向にあごを押し続けているのと同じです。
他にも食べる時に片方だけで噛む等です。
一回だけでは影響は無いですが、繰り返しの動作で少しずつあごに負担がかかっていきます。
姿勢
猫背等で背中が丸くなれば、首に負担がかかってきます。
首の筋肉が疲れて硬くなると、顎関節にも負担がかかってきます。
最近は、スマホを使うことで下を向く時間が増えています。
これも間接的にあごへの負担となっている可能性があります。
外傷
外傷とは、あごに外から強い力が働くことです。
ボクシングや空手等であごに打撃を受ける。
ラグビーでタックルを受けて転倒時にあごを強打する等があります。
噛み合わせ
噛み合わせの悪さは、噛み合わせを考慮せず抜歯・詰め物・歯を削る等でなる事が多いと言われています。
他にも、永久歯が無い、歯の変形など先天的要因の場合もあります。
顎関節症で口が開かない等で噛み合わせが悪くなる可能性もあります。
顎関節症と噛み合せは相互に影響を与えていると考えます。
自律神経
最後は意外に思われるかもしれませんが、自律神経の乱れです。
仕事や家庭の精神的ストレスにより自律神経が乱れが顎関節症に繋がります。
無意識の食いしばりや歯ぎしりの多くは精神的ストレスが原因です。
強く食いしばる回数が増えれば、あごの筋肉が疲れて硬くなり顎関節症へと繋がります。
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