症例1 40代 男性 マラソン
来院 2016年7月
症状 右膝外側の痛み
半年前から長距離走を始めてから、右膝外側痛が出現した。
週3日ランで土日は20km~30km走り、1ヶ月約100km。
10kmでは痛みは無いが15km以上走ると右膝外側が痛くなる。
そのうち改善するだろうと走り続けていたが、改善しないため来院。
施術内容
右膝以外に、両肩、左股関節、左足関節に硬さあり。
右膝に負担がかかり、痛みが出現しているが、下半身で硬さがあるのは左。
左脚がスムーズに動かず、反対側の右膝に負担が集中している状態である。
肩の動きも硬さがあり、走行時に腕を前後にスムーズに振れないため腰が過剰に回旋している可能性がある。
全身調整後に、両肩と左股間節・左足関節を調整して右膝にかかる負担を軽減させる。
初回から3週間後に2回目。
初回施術後は、15km以上走った時の痛みはまだ残るが改善されている。
2回施術で、痛みなく走れるように改善。
考察
15km以上走って痛みが出現していたのは膝が悪いのではなく、肩や反対側の脚の硬さがあったからである。
肩⇒腰⇒右膝
左股関節⇒右股関節⇒右膝
このように負担が右膝に集中していた。
右膝に直接かかる負担ではないため、痛みが出現するまでには余裕があり、その境界線が15kmだったのであろう。
長距離走を続けると、軽微な負担がかかり続けて症状が出現する例である。
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大阪・高槻スポーツ整体 ぎの整体院でございます。