症例14 50代女性 ガイドヘルパー
来院 2016年10月
症状 階段登り時の右股関節(足の付け根)痛
3年前から階段でガクッとなり、右股関節から臀部の付け根全体的に痛みがある。
4~5年前から臀部が痛くなり整骨院に週2回、1ヶ月通い少し改善した。
股関節痛が強くなる3年前まではバレーボールをしていたが、痛みが出てからは止めている。
夜間痛があり、来院までは就寝時にテニスボールを当ててゴリゴリしていた。
起床時、立ち上がる時も痛みがあり辛い。
走ると違和感があるぐらいで走り終わっても痛みは無いが、歩行が痛そうと周囲から言われ、夜に痛みが出る。
高校生の頃に「腰椎分離症」と診断。
医大で仙骨の角度が悪いので腰が痛くなりやすいと言われている。
施術内容
右股関節屈曲の可動性が悪く、100°屈曲で痛みあり。
両足屈伸で右股関節の痛みはないが、自然と重心が左に流れる。
細かく検査していくと、骨盤左後部(左上後腸骨棘)・右アキレス腱が硬くなり右股関節の動きを制限していた。
基礎調整後に、右股関節の屈曲が少し改善。
左足関節・右アキレス腱を調整し、左仙腸関節屈曲が90°くらいに改善。
肋骨を調整し、胸椎の伸展を改善。
初回終了時で、右股関節の屈曲角度が深くなる。
1週間後の2回目までの間、痛みは変化ないが足が軽くなった気がする。
週一回、施術で回数を重ねるごとに、症状が改善し痛みが軽減。
5回目には、階段での痛みが消失。
考察
腰椎分離症があり、腰に負担がかかりやすい身体である。
バレーボールを続けたことで、身体に少しずつ負担が蓄積され臀部痛に繋がる。
少しの改善で通院を止めて、バレーボールを続けた事で痛みが広がってきていた。
そのため、足関節等にも影響が出ていたため、足関節から調整。
また、肋骨を調整し胸椎伸展が改善した事で、上半身からの負担が軽減。
上半身からの負担、足からの負担を軽減した事で、痛みが消失した。
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大阪・高槻スポーツ整体 ぎの整体院でございます。