症例3 小学5年生 女性 水泳肩
来院 2016年6月
症状 右 水泳肩
1ヶ月前から右肩に痛みが発生。
練習で2kmほど泳ぐと、右肩が痛くなる。
痛み発生後にプル動作を強くすると増悪するため、軽く流すようにしている。
整形外科で「水泳肩」と診断。
シップを処方され安静と言われ、2週間練習を休む。
2日前に練習をすると、痛みが一緒だったため来院。
2年前からスイミングスクールに通い、1年前に育成コースに上がり週5日練習。
施術内容
肩の可動域を検査すると、外転は問題無し。
伸展が耳の横で硬くなるため、伸展動作の硬さが水泳肩の症状を発生させている。
首は右回旋が硬いため、息継ぎ時に上半身がブレて肩のプル動作に負担をかけている可能性がある。
肩の伸展動作を硬くしている要因を検査すると、左の肋骨で反応。
基礎調整後に、左の肋骨を調整すると右肩伸展が耳の後ろまでスムーズに動く。
翌日の練習では、練習の最後に少し痛みが発生するくらい。
3日後に2回目施術。
当日の練習では痛み消失していたため、3回目は10日後。
練習時の痛みは無いが、肩の可動域が硬くなっていたため施術して改善。
3週間後に4回目。
痛みが消失し、肩の可動域も問題ないため終了。
考察
水泳肩の中でも症状が軽い段階で来院されたため、初回施術でほぼ症状の改善が出来た。
肋骨が下がっていたため、肩が内に入り大きく回しにくい状態であった。
肋骨を改善することで肩の可動域改善になり、呼吸も大きく吸えるため回復力が高められる。
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