症例14 50代女性 ガイドヘルパー
来院 2016年10月
症状 階段登り時の右股関節(足の付け根)痛
3年前から階段でガクッとなり、右股関節から臀部の付け根全体的に痛みがある。
4~5年前から臀部が痛くなり整骨院に週2回、1ヶ月通い少し改善した。
股関節痛が強くなる3年前まではバレーボールをしていたが、痛みが出てからは止めている。
夜間痛があり、来院までは就寝時にテニスボールを当ててゴリゴリしていた。
起床時、立ち上がる時も痛みがあり辛い。
走ると違和感があるぐらいで走り終わっても痛みは無いが、歩行が痛そうと周囲から言われ、夜に痛みが出る。
高校生の頃に「腰椎分離症」と診断。
医大で仙骨の角度が悪いので腰が痛くなりやすいと言われている。
施術内容
右股関節屈曲の可動性が悪く、100°屈曲で痛みあり。
両足屈伸で右股関節の痛みはないが、自然と重心が左に流れる。
細かく検査していくと、骨盤左後部(左上後腸骨棘)・右アキレス腱が硬くなり右股関節の動きを制限していた。
基礎調整後に、右股関節の屈曲が少し改善。
左足関節・右アキレス腱を調整し、左仙腸関節屈曲が90°くらいに改善。
肋骨を調整し、胸椎の伸展を改善。
初回終了時で、右股関節の屈曲角度が深くなる。
1週間後の2回目までの間、痛みは変化ないが足が軽くなった気がする。
週一回、施術で回数を重ねるごとに、症状が改善し痛みが軽減。
5回目には、階段での痛みが消失。
考察
腰椎分離症があり、腰に負担がかかりやすい身体である。
バレーボールを続けたことで、身体に少しずつ負担が蓄積され臀部痛に繋がる。
少しの改善で通院を止めて、バレーボールを続けた事で痛みが広がってきていた。
そのため、足関節等にも影響が出ていたため、足関節から調整。
また、肋骨を調整し胸椎伸展が改善した事で、上半身からの負担が軽減。
上半身からの負担、足からの負担を軽減した事で、痛みが消失した。
症例13 30代 女性 営業職
来院 2016年10月
症状 ヒール履き出してからの 右腰~右臀部痛
20代にボキボキする骨盤矯正を受け慢性的な軽い腰痛が発生。
来院までは、疲れたなぁと感じたらマッサージを受けにリラクゼーション店に行く程度。
半年前に営業職に転職。
仕事でヒール履くようになり、右のつま先が痺れ出現し、右腰から右臀部の痛みが強くなった。
2か月前からは寝てる時でも痛みあり。
常に痛みが強いが、中腰姿勢が特にツライ。
仕事で長時間歩いた時が特に痛みが強く、たまに痛みで寝れない時もある。
施術内容
初診時の検査では、腰よりも左股関節に硬さがあり、股関節の可動性の悪さが腰痛に繋がっていた。
右足趾の痺れは右小趾が硬くなっているのが要因の一つであった。
ヒールを履く事で右小趾への負担が増加し、動きが悪くなることでシビレ症状が出ていた。。
基礎調整後に、右小趾と右足の関節を調整。
猫背のため肋骨・胸椎を調整して、腰椎にかかる負担を軽減。
両膝蓋骨が外方へ硬いため調整。
2回目来院時に、痛みは変わらないけど何か良い感じと言われる。
週1回来院で、5回目には臀部の痛みがほぼ消失。
7回目で腰痛も消失。
8回目でヒール履いた時のつま先のシビレ消失。
考察
慣れないヒールを履く事で、姿勢が崩れつま先に負担がかかっていた。
特に小趾への負担が大きく、その影響から足首の可動性が硬くなり、地面からの衝撃を逃がし切れてなかった。
足先から整えて、腰にかかる負担を軽減させ、ボキボキ整体で痛めた骨盤周辺を緩める事で改善。
肋骨や胸椎を整える事で、猫背が改善。
ヒールを履いても、前重心でつま先にかかる負担が軽減された事で痺れも改善。
症例12 60代 ゴルフ
来院 2016年9月
症状 慢性腰痛がゴルフで悪化(特に左)
9ヶ月前に博多~大阪間を運転してギックリ腰の手前になり、痛みは強いが何とか動ける状態。
雪が降っていたいので緊張したかも。
マッサージ屋に行ったり、温めたりしてゴマかしていた。
昨日、月一回のゴルフで午前中に痛みが強くなってきたが、我慢して最後までプレー。
痛みは9か月前の方が強い。
ゴルフ後にお風呂で温めてマッサージをしてもらったが、痛みは改善しない。
今朝、うがいする時に前屈すると痛みが強い。
靴下を履くことは痛いが何とか出来る。
施術内容
立位前屈が、ほとんど出来ず首を倒して下を向ける程度。
座位で下を向くと、骨盤(仙骨周辺)まで痛みが走る。
腰を後ろから前に押すと、少し硬いが痛みは無し。
座位で身体を右に倒すと、左腰の痛みが増悪。
自覚症状は無いが、両肩とも可動域が狭い。
細かく検査していくと、骨盤左上方(左上後腸骨棘)・右股関節に硬さが腰痛の要因であった。
骨盤や股関節の硬さは足からの影響が強い。
基礎調整後に両足関節を調整すると、右股関節の動きが少し改善。
左足の関節(ショパール関節)・右膝の調整で左上後腸骨棘・右股関節がさらに改善。
肩の動きが悪いため肋骨も硬くなっており、右拇指・左環指を調整した後に肋骨を調整。
肋骨の動きが改善したことにより肩の動きも改善。
痛みは残るが、前屈が45°くらいまで出来るようになる。
2日後の来院時には痛みが半減。
合計3回の施術で、最初の常にある痛みよりはマシになる。
考察
9か月前に腰を痛めてからも、仕事やゴルフで腰に負担をかけていたために慢性化。
自覚症状無いが肩周辺の筋肉も硬くなっており、全体的に硬く体液循環が滞っており自己回復力が低下している状態であった。
その状態で、ゴルフをして反動をつけて身体を回旋させたために痛みが出現した。
疲労が溜まりやすい生活環境の為、定期的なケアが必要である。
症例11 30代 女性 バレーボール
来院 2016年9月
症状 バレーボール 右肩痛⇒左腰痛⇒左下肢ダルさ
ママさんバレーを3年前から始める。
学生時代はバスケットボールしていたが、卒業後はスポーツしていなかった。
練習は週2~3日。
1年前からボールを打つ時、右肩に違和感が発生し、徐々に痛みに変わってきた。
右肩の痛みでフォームが崩れ、半年前から左腰に痛み発生。
左腰に痛みが発生してから、左太もも裏にダルさが発生。
半年前から月1~2回、リンパマッサージや整体に通っているが改善せず。
整体では骨盤が歪んでいると言われ、グイグイ押される施術を受けていた。
施術内容
右肩は外転・屈曲とも100°程度で硬くなる。
首の伸展、顎が45°くらいしか上がらない。
腰椎の伸展が硬く、猫背。
腰右回旋で痛みが強い。
細かく硬さを検査していくと、右股関節・左足関節の可動性に問題があった。
基礎調整後に、頚椎を調整し顎が上がるようになる。
右手、右肘、左肩を調整し、右肩の外転・屈曲がスムーズに耳までつく。
両足関節・仙腸関節を調整し、腰の回旋がスムーズになる。
腰椎伸展は硬さが残る。
初回終了時は、肩の可動域は改善し痛みは軽減するが、腰の安静時痛・左ハムストリングのダルさは変化なし。
練習を続けながら、週一回施術。
練習を続けながらのため、可動域が改善しても、少し戻るの繰り返し。
6回後には、強く打っても左肩の痛みが無し。
腰の安静時痛・左ハムストリングスのダルさは少し軽減。
12回後には、安静時痛はほぼ無し。
左ハムストリングスのダルさは8割減。
練習をした夜は痛みが出現するが、翌朝にはほぼ回復する。
考察
フォームの崩れにより肩だけでなく、腰や下半身に波及したケース。
練習もハードながら、人数が少ないため休めないと学生の部活みたいであった。
頚椎や腰椎の伸展が硬いため、上半身を大きく反る事が出来ず肩へ過剰なストレスがかかった可能性がある。
肩の痛みが強かった為、腰よりも肩の改善に時間がかかると予想していたが、肩から先に改善していった。
症例10 50代 男性 自営業
来院 2016年9月
症状 腎臓がんからの右上半身痛
半年前から右上半身に痛み。
2年前に左半月板にヒビができたが、手術せず保存療法。
3年前まではソフトバレーをしていたが、腎臓がんの手術後はスポーツはしていない。
2回腎臓がんの手術をしており、手術前は上半身全体的に痛かったが、手術後は右半身のみになった。
左に体重をかけて座ると痛みがないため、左重心の癖がついてきた。
仕事中の頭痛もあり、首からきてるかも?
手術前までは、整骨院で強いマッサージを受けていた。
手術後は、軽めのマッサージを受けていたが、翌日には戻っていた。
施術内容
初診日から、2ヶ月後の11月に3回目の腎臓がん手術予定
腎臓がんによる自覚症状は無し。
腰椎・胸椎ともに伸展が硬い。
両肩ともに外転が硬い。
右上半身の痛みの要因を検査すると、右骨盤上部(右上後腸骨棘)・左アキレス腱・右手に反応あり。
基礎調整後に左足(リスフラン関節)・左アキレス腱・右足首(遠位脛腓関節)を調整し右骨盤上部の硬さを解除。
両手関節・手根骨を調整し肩を改善。
肩と股関節を改善した結果、胸椎の伸展は改善したが、腰椎はまだ硬い。
初回は、これで終了。
痛みが軽減するまで、週2回ペース。
2回来院時で、身体が少し軽くなったのを実感。
6回終了時、痛みはまだ残るが大幅に軽減されたので、週1回ペースに変更。
考察
腎臓がんは、早期発見のため自覚症状は無し。
ただし、3年の間に2回手術し3回目が1ヶ月半後なっているため、右上半身の痛みの大きな要因にはなっている。
また、手術跡も皮膚を引っ張って縫い合わせていたり筋肉を切っているので、他の部分を引っ張り右上半身の痛みに影響を及ぼしている。
手術前までに、右上半身の痛みは半減以上は改善。
術後も、継続してケアをしていく。
症例9 30代 男性 ボクシング
来院 2016年9月
症状 パンチを打った時の右腰痛
1ヶ月前から痛みあり。
スパーリングやミット打ちなどで力強く打ち続けると右腰の痛みが強くなる。
縄跳びやシャドーボクシングでも痛みはあるが軽度。
運動不足解消に2年前から週1~2回ボクシングジムに通う。
仕事は営業で、思いカバンを持って歩く。
学生時代は陸上の長距離選手で右足がシンスプリントになった時に整体で施術してもらった。
施術内容
腰は伸展と左回旋に硬さあり。
両肩とも動きが硬いため、パンチを打った時に肩がスムーズに動かず、腰に過剰な負担がかかっている。
首を左右回旋すると、右回旋硬い。
左肘の橈尺関節にも硬さがあり、肩の硬さに繋がっている。
過去に右足シンスプリントになっていたので確認すると右足関節に硬さあり。
基礎調整後に、左肘、右足関節等、頚椎を調整。
初回で動きはスムーズになるが、2日後の練習時には痛み変化なし。
2回施術後には、痛みの軽減を実感。
6回施術後には、ほぼ痛みは出なくなる。
考察
パンチを上半身と回転させることにより力強く出せる。
上半身は首・肩が硬くスムーズに回転出来ず、腰に負担をかける。
下半身は右足関節に硬さから安定不足になり、腰に負担をかける。
上半身・下半身の連動がスムーズに出来ていなかった為に、特に力強く打った時に痛みが出現していた。
各パーツを診る事も大事だが、身体全体の連動を考えることも重要である。
症例8 40代 男性 会社員
来院 2016年 8月
症状 背・腰痛
3週間前から背中・腰の脇(特に右)が痛む。
玄関で遠くにある靴を履こうと足を伸ばそうとしたら、腰がガクンと抜けるような感じで痛くなった。
運転中や座っている時が特に痛む。
寝ている時も痛み、2時間くらいで目が覚めて熟睡出来ない。
高校の時から腰痛があり、20年前から年1回くらい痛みがキツくなる。
15年前には立てなくなるくらいのが年2回あった。
最近は仕事で重たいものを持たなくなったので、痛くなるのも減っている。
整骨院で電気とマッサージ(腰・背中・臀部・ハムスト)を受けたが改善せず。
施術内容
腰椎の伸展硬く、背臥位で膝立てて左右に倒すと両側とも肩が浮く。
左膝の脛腓関節と頚椎にも硬さ有り。
基礎調整後すると、左に膝を倒しても肩がベッドに付くようになるが右は少し浮く。
左脛腓関節と頚椎に硬さが少し残る。
左脛腓関節と頚椎を調整すると、膝を左右に倒しても両肩ともベッドに付くように改善。
腰椎伸展はまだ硬さ残る。
2回目は翌日。
1回目の硬さは改善されていたが、右足関節に硬さあり。
基礎調整後に、右足関節を調整すると、腰椎伸展も改善。
一ヶ月後に来院されたが、2回目以降は腰の痛みは消失。
考察
腰痛が20年前からと慢性的になっていたため、背中から腰にかけて疲労が蓄積され何気ない動作で限界を超えて症状が出現した。
初回で頚椎と左脛腓関節の硬さをとりバランスを安定させた。
しかし、頚椎と左脛腓関節が緩んだことで、新たに右足関節に荷重がかかり硬さが出現していた。
身体を調整するとバランスが変化するため、同じところが硬くなるとは限らない。
毎回、身体を確認してから施術をすることが重要である。
症例7 20代 女性 会社員
来院 2016年8月
症状 骨盤の歪み 顎関節症
長時間歩くと腰が痛くなるくらいで、腰痛とくに気にならない。
最近ヨガを始めて、骨盤を立てる姿勢が硬くて出来ない。
小学生~高校生までバスケをしていて、中学生くらいから骨盤が歪んでいる感じがする。
腰の痛みは無いが、可動域を拡げてヨガのポーズが楽にできるようになりたい。
O脚も気になるので、骨盤を整えて良い位置で筋肉をつけたい。
顎関節は、口が開きにくく、開けるとカクっと音がして横にズレる。
施術内容
座位での腰椎伸展が硬い。
腰椎が硬く後ろに倒れているため、骨盤を起こそうとしても、上の腰椎が邪魔をして起こせない状態になっていた。
股関節にも少し硬さがあったが、右アキレス腱を調整すると股関節の硬さが改善。
顎関節症では、側頭骨、下顎骨、軸椎等を調整すると、顎に開きが大きくなり横へのズレもマシになる。
顎関節が改善されたことで、首、肩の筋が緩み肋骨の可動性が出た。
肋骨・股関節の可動性が改善されたことで、座位の腰椎伸展がスムーズになり、骨盤を起こす感覚が理解できた。
考察
初回施術から一ヶ月後に来院。
ヨガをした時に、骨盤を楽に立てることができ色々な姿勢がしやすくなった。
顎も施術後から、しばらくは開閉が楽で開けやすかった。
ヨガは動きがゆっくりで姿勢をキープしたりと、見た目以上にハード。
身体を速く動かせば骨盤の動きを意識することも少ないが、ヨガみたいにキープしたりすると骨盤の動きが悪いければ実感できる。。
骨盤の動きが悪い状態でも頑張って続ければ動くようになる事も多いが、無理して過大な負担をかけて痛めるケースも多い。
楽しく無理なく続けれる身体を維持するためにも、月一回の施術を行っていく。
しかし、改善を目指すなら施術間隔を詰める必要がある。
症例6 30代 女性 エアロインストラクター
来院 2016年8月
症状 股関節痛
フリーのエアロビクスインストラクター。
両股関節とも痛むが、特に右股関節の痛みがキツイ。
約10年前にインストラクターになり、現在はレッスン週10本くらいを担当。
レッスンは中上級者向けが多い。
5~6年前から、右股関節がレッスン中に股関節がカクっとなるような違和感を感じ始める。
自宅でストレッチをすると、マシになる時もありセルフケアで対応。
4年前からは、レッスン中は両股関節に違和感があり、レッスン後に右股関節が痛くなる。
レッスン先のトレーナーに相談したり、マッサージしてもらい対応。
最近は、日常生活でも違和感や、歩行時に痛みが出たりすることもあり。
整骨院や整体院にも通ったが改善しないため来院。
施術内容
股関節の動きを確認すると、右よりも左股関節の動きが硬い。
右肩、右手首、左足根骨に硬さあり。
右股関節に痛みが強く出ているが、左股関節の動きが悪いためと考えられる。
全身調整後に左股関節の硬さは少し改善。
まだ残る硬さを探っていくと右肋骨で反応したため、右肋骨を調整するとさらに改善。
さらに、各部位に残っている硬さを調整。
初回施術後は、少し身体が軽くなったと感じる、
週1~2回施術で、4回施術後には日常生活での歩行の痛みが少し軽減したのを実感。
首を回しやすくなり、レッスン中に全体を見やすくなった。
8回終了後には、レッスン中も痛みを感じるのが遅くなったり、痛みの軽減を実感。
考察
エアロビクスでは、ジャンプしたりと激しく動くため股関節に負担がかかりやすい。
特に上級クラスは激しい動きが多いため、初級クラスよりも負担が増大しやすい。
適度な運動は健康的だが、インストラクターは1日2~3本したり痛みを我慢しながらと、過度な負担がかかり股関節を痛めやすい。
仕事を続けながらなので、痛みが完全に無くなるまでは、まだ時間と回数が必要である。
症例5 50代 男性 ゴルフ
来院 2016年7月
症状 ラウンド後の右腰・左股関節痛
ゴルフ歴は20代後半から。
現在は週1回レッスンを受け、月1~3回はラウンド。
仕事はデスクワーク中心で、仕事中は腰よりも肩がこる事が多い。
普段はあまり歩かない。
レッスン時や、ラウンド中は右腰・左股関節は違和感がある程度だが、帰りの車の運転中から痛みが出現することが多い。
だいたいは1日程度で消失するが、2~3日続く事もあり。
月に数回はレッスンやラウンド後にマッサージを受ける。
施術内容
仕事中は腰より肩こりの症状が強いため、肩や肋骨の硬さから腰や股関節に症状が出ている。
左肩と右肋骨に硬さがあり。
胸椎の伸展硬い。
腰の右回旋、左股関節に硬さあり。
基礎調整後に、頚椎・両手・左小指の調整で、左肩の可動域が改善。
右肋骨を調整後は、胸椎伸展が改善。
左肩・右肋骨が改善されると、腰・股関節の動きも硬さが消失。
骨盤を整えるために鼠径靭帯を調整して終了。
週1~2回来院。
施術1回~3回はラウンド無かったが、仕事中の肩こりが軽減。
「車の運転でバックするときに後ろを向きやすくなった。」
4回後にラウンド行ったが、帰りの車では痛みは無し。
考察
肩の動きが硬いために、骨盤に過度な負担がかかっていた。
普段歩かれないために、ラウンドで歩くことで股関節に負担がかかり、スイングで腰に回旋の負担がかかる。
ラウンドで動き疲れた後に、運転で腰や股関節が固定されて血流が悪くなり症状が出現していた。
仕事中の肩こりが改善されることにより、骨盤への負担が減少し症状の消失へと繋がった。
症例4 40代 男性 慢性腰痛
来院 2016年7月
症状 慢性腰痛
若い時からずっと腰痛。
数年前に起業し、デスクワーク・営業等をこなしている。
車の長距離移動で腰痛がキツくなる。
月に数回柔道をしている。
今までは痛くなった時は、マッサージ等に通っていたが、根本改善にはならないと感じ来院。
施術内容
腰の伸展・右回旋で硬さあり。
両肩とも動きの硬さあり。
右股関節、右足関節に硬さあり。
デスクワークも多く、前傾姿勢・椅子にもたれて等の姿勢の悪さからの腰痛。
右手の硬さを改善することで肩周りが緩む。
右手⇒両肩⇒背中⇒腰
自覚が薄い肩こりから腰痛が起こっていた。
また、股関節の動きを改善させることで、さらに腰が改善された。
最初は週3回と間隔詰めて来院。
詰めて来院されたので、仕事中なども腰や肩が軽く感じるようになる。
4回目は仕事が忙しく2週間後に来院されたが、軽さが持続。
特に車の長時間運転をしても、腰の痛みが軽くなった。
考察
一人で全部の仕事をこなしているため、精神的・肉体的にも疲労が溜まっていた。
若い時からの長い腰痛であり、もっと時間がかかると考えていたが最初の3回を詰めて来られたので、改善が早かった。
デスクワーク・車の長距離移動・柔道と疲労を溜める要素が重なっていたが、姿勢を気をつけて通院間隔を詰めれば早期改善する良い例になった。
症例3 30代男性 マラソン ペース走時腰痛
来院 2016年7月
1年前程から腰痛。
速く走る時だけ腰が痛くなる。
マラソン歴が8年ほどで、フルマラソンを3時間半ほどで走る。
週3~5日は走る。
平日は1時間~2時間。
休日は30キロ~40キロ走る時もあり。
普通のジョギングでは痛みは出ないが、1キロ4分40秒のペース走をすると、すぐに痛みがでる。
痛くなりペースを緩めると痛みは消失する。
速く走れないため、フルマラソンのタイムを縮められない。
痛くなった当初は、ストレッチなどのセルフケアをしていたが改善せず。
2ヶ月間週1~2回、整骨院に通いマッサージなどを受けるが改善せず。
整骨院に通うのを止めてから、1ヶ月後に来院。
施術内容
腰の伸展、左回旋が硬い。
右肋骨が硬い。
右股関節の屈曲、内転が硬い。
左足関節が硬い。
全身基礎調整後に、硬さを再度チェックすると腰の左回旋は改善。
左足首、右股関節に残っている深い硬さを解除すると、腰の伸展が少し改善。
週一回で、1~2回の施術では、ペース走での痛みの改善には繋がらず。
3回目から、ペース走で徐々に痛みなく走れる距離が伸びていく。
6回目の来院時には、痛みは完全に無し。
考察
練習を続けながらの施術であったが、最初はペース走で痛みが出たらスピードを落としていたので、速く走ることはせず。
ランニングは地面からの衝撃が強く足関節が硬いと足のアーチ等での衝撃の吸収作用が十分に働かず、身体への負担が大きくなる。
今回は左足首と右股関節に硬さがあり、速く走ると衝撃が増大し痛くなっていた。
下半身を調整して腰への衝撃を減らす施術で、速く走った時の痛みが消失した。
近年のマラソンブームで、足以外の腰痛も増加傾向にあり。
症例2 80代 男性 脊柱管狭窄症
来院 2016年 6月
症状 脊柱管狭窄症 右腰~右足シビレ
2016年3月より、腰が痛くなり右腰からのシビレ。
整形外科で脊柱管狭窄症と診断され、手術を勧めらる。
痛み止めの薬は継続して服用。
鍼灸整骨院で、半年通うようにと言われ、週6日通う。
3ヶ月間、施術(鍼・電気・マッサージ)受けても改善せず、来院。
右腰~右足のシビレが強い。
少し歩くと痛みとシビレがキツくなり休憩すると楽になる。
自転車を押して歩くと、楽になる。
起床時にも症状がキツイ。
背伸びして真っ直ぐ立ち、右かかとを浮かすとシビレがキツイ。
うつ伏せで寝ると、シビレがキツくなる。
仰向けでシビレが出てくるが、右膝を立てると楽。
膝を立ててもシビレが残る時は、あぐら座りで消える。
あぐらが一番楽な姿勢。
施術内容
間欠性跛行があり、典型的な脊柱狭窄症の症状。
しかし、その時でも自転車を押して歩けば症状がないのであれば、腰よりも上位部分の問題が強いと考える。
ハンドルを持ち、背筋が伸びやすくなった事により楽に歩けている。
そこで、肋骨を確認すると硬く動きにくくなっているため、全身の基本調整の後に肋骨を調整し、前傾姿勢の矯正。
両足首も硬さがあり、遠位脛腓関節、足根骨の調整。
初回は4日連続で来院され、5回目以降は週1~2回ペース。
6月~8月で全13回施術。
考察
症状は残存するが、痛み止めの服用をせず、生活できるようになった。
症状が軽減したため整形外科でも手術をせず、近所の整形外科にリハビリ通院するように指導を受ける。
そのため、当院での施術は一旦終了し、整形外科での通院に切り替えられた。
通院中は、間欠性跛行が出る距離が少しずつ伸びていく。
以前は、症状が出てもリハビリとして無理して歩かれていたため、痛みが出ない範囲での歩行を勧める。
改善したい意欲が高く、リハビリ強度が高くなり過ぎ負担が大きくかかっていた状態であった。
負担をかけすぎると、逆に改善が遅くなってしまうため適度な強度で行うのが重要である。
症例1 40代 女性 製造業
来院 2016年6月
症状 腰・背部痛 立ち仕事
腰痛は2年前の出産後から、背中は20年ほど前から。
2週間前から特に腰痛がキツくなる。
起床時は背中が特に痛み、仕事中の同じ姿勢で立っている時や、長時間歩いた時は腰が特に痛む。
背筋を伸ばすと痛みがひどくなり、特にベタ座りをすると骨盤周辺が痛くなる。
横になると少し楽になる。
整形外科のレントゲン診断では異常なく、シップだけ処方され改善せず。
整骨院にて電気・マッサージ施術を受けたあとに、肋間神経痛みたいな症状になり、整骨院を止めて来院。
施術内容
仕事中の長時間立つ事で腰痛が起こるため、下肢からの要因が大きい。
左ふくらはぎ、右足関節等に硬さがあり。
下肢の疲れから背部痛になり、産前産後のバランス変化から腰痛も出現したと考えられる。
全身の基礎調整後に、左ふくらはぎ・右足関節を調整。
右手も硬さがあったため調整したことで両肩周辺が緩み、背部の緊張も改善。
2回の施術で、キツイ痛みは改善された。
考察
背部痛が20年と腰痛より長いため、
下肢の疲れ⇒背部痛⇒出産⇒腰痛
の流れだと考えられる。
起床時に症状があるのは、
睡眠による回復力 < 睡眠で筋肉を動かさないために硬くなる
ためである。
慢性的に回復力が下回っている状態のため、硬くなっている下肢を緩め体液循環を向上させなければならない。
下肢の疲労を抜き、キツイ症状は消失しても硬さが残るため、しっかりと緩める事が大事である。
お電話ありがとうございます、
大阪・高槻スポーツ整体 ぎの整体院でございます。