催眠療法(ヒプノセラピー)は怪しい?催眠療法の疑問を解消

当院では身体は整体、心は催眠療法(ヒプノセラピー)を行なっています。
ヒプノセラピー(hypnotherapy)とは催眠療法の英訳なので同じ意味です。

催眠療法(ヒプノセラピー)を初めて聞くとなんだか怪しい?
と思われる方が多いです。
結論から言うと、催眠療法(ヒプノセラピー)は怪しい事はありません。

催眠療法(ヒプノセラピー)に興味があるけど怪しいので不安が…。
という方は最後までお読みいただくと、不安がスッキリ解消されますよ。

催眠療法(ヒプノセラピー)は欧米だと医学的に認められている

催眠療法(ヒプノセラピー)は、アメリカ・ヨーロッパの医学会では効果的と評価されています。

1958年にはアメリカで正式な療法として医師会から承認されています。
アメリカでは主要な催眠療法学会が2つあり、認定講師が活動されています。

海外では、日本みたいに催眠療法(ヒプノセラピー)に怪しいイメージは無い国も多いです。
催眠療法(ヒプノセラピー)が保険適用されている国もあります。

日本ではまだまだ認知度は低く怪しいイメージがありますが、海外では全く違います。

催眠療法(ヒプノセラピー)が怪しいと思われる理由

催眠術

催眠療法(ヒプノセラピー)が怪しいと思われる理由はテレビ等の催眠術だと思います。

例えば、犬になる催眠術をかけられて犬みたいに四足歩行になりワンワンと吠える。
どう見ても怪しいですよね。
催眠療法でも同じ様になりたくもない犬とかにされられるのでは…。
と考えてしまうのも無理はありません。

ただし、催眠術と催眠療法(ヒプノセラピー)は別物です。
同じなのは催眠の暗示を利用しすること。
違いは、目的とかける時間です。

催眠術は楽しませるための「ショー催眠」

催眠術

催眠術は楽しませるためのもので、「ショー(show)催眠」とも言います。
暗示利用して楽しむことが目的です。

ショー催眠とは、目的がエンターテイメントなので受けて(見て)もらって楽しませる事にあります。
バラエティ番組でも、お笑い芸人さんが催眠術を受けて楽しませていますよね。
そのため飽きない様に短時間で催眠術をかけます。

お笑い芸人さんが催眠術をかけられる前に嫌がってますよね。
それなのに、催眠術を無理矢理かけられて変な事をさせられているので怪しいと感じます。

と見えますが、実はお笑い芸人さんは催眠術をかけて欲しいんです。
催眠術をかけられないとテレビ映えしないですよね。

ダチョウ倶楽部さんの「押すなよ、押すなよ、絶対押すなよ」と同じです。

催眠療法(ヒプノセラピー)は心理療法の一つ

催眠療法 ヒプノセラピー 心理療法

催眠療法(ヒプノセラピー)は心理療法の一つです。
暗示利用をして様々な症状改善することが目的です。

主にうつ病・自律神経失調症等の心の問題や悩み改善に効果があります。

催眠療法(ヒプノセラピー)は催眠術と違って楽しませる事が目的ではありません。
様々な症状や悩みなどにアプローチするため、ゆっくり時間をかけて行ないます。

暗示をかける時もですが、
・何に悩んでいるのか?
・どうなりたいのか?
・なぜそう考えるのか?
等のヒアリングも丁寧に行うため時間が必要になります。

催眠療法(ヒプノセラピー)は「痛いの痛いの飛んでいけ〜」の応用

催眠療法 ヒプノセラピー 痛いの痛いの飛んでいけ

催眠療法(ヒプノセラピー)の効果を子供の時に実感している方は実は多いです。

代表例が
「痛いの痛いの飛んでいけ〜!」
これが暗示です。
転んだ時等にお母さんに言われると痛みがマシになった。
こんな経験をした方は多いと思いますが、残念ながら忘れている方も多い。
でも、あなたが子供にしたら泣き止んだ経験はありませんか?

子供は純粋なので、怪しいと疑わず痛みが飛んでいくと信じてくれます。
大人になると色々な知識や経験から信じられず効果が無くなるのです。

催眠療法(ヒプノセラピー)はこれを応用して大人にも効果出る様にした心理療法です。

拒否感が出る暗示だと催眠はかからない

催眠療法 ヒプノセラピー 拒否

催眠療法(ヒプノセラピー)の不安の一つに嫌な催眠をかけられるかも?
というのがあると思います。

催眠療法(ヒプノセラピー)は、施術者が言葉(暗示)で誘導していきます。
この暗示に怪しい・なりたくない等の拒否感があれば、催眠はかかりません

例えば、催眠術で嫌いな食べ物が好きになる。
というのがあります。
これも、好きになって食べたい!
と思うから、催眠術にかかります。

嫌いなままで良い!
と心の中で拒否していれば、催眠術にはかかりません。
催眠術にかかって楽しむという気持ちが必要なのです。

催眠療法(ヒプノセラピー)は積極的にかかる気持ちが重要

催眠療法 ヒプノセラピー 積極的

催眠療法(ヒプノセラピー)は怪しいのでかかりたくないと思われると効果は期待出来ません。

催眠療法(ヒプノセラピー)では、あなたの協力が必要です。
協力とは、暗示に積極的にかかろうという気持ちになります。

積極的になってもらうため、に受け入れてもらえる暗示をヒアリングで探していきます。
例えば
・症状改善後の状態
・改善後にしたい事
これなら素直に受け入れて積極的にかかりたくなりますよね。

催眠療法(ヒプノセラピー)は暗示を受け入れることが重要

催眠療法 受け入れる

催眠療法(ヒプノセラピー)は素直に受け入れる気持ちが大事です。

例)うつ病でやる気が出ないの
症状改善してやる気が出る

という暗示を入れていきます。
催眠療法(ヒプノセラピー)を受けられる方は症状改善が希望なので受け入れらますよね。

でも、やる気が出ると言われても、
・こんなひどい状態なのにいきなりは無理!
・やる気と言われてもよくわからない
と拒否される場合もあります。

その時は、ハードルを下げたり具体的にしていきます。
・ゴミ出しが出来る
・ゴミ袋にまとめる等

素直に受け入れられる段階を見極めるためにヒアリングに時間をかけていきます。
催眠療法(ヒプノセラピー)では暗示を入れる時と同じくらいヒアリング重要です。

催眠療法(ヒプノセラピー)は怪しくない

今回の内容で催眠療法(ヒプノセラピー)の怪しさは解消できましたか?

色々と書きましたが、これだけでも覚えておいて下さい。
・望まない暗示はかからない
「痛いの痛いの飛んでいけ〜」の応用

この2つだけでも催眠療法(ヒプノセラピー)の怪しいイメージは解消出来ると思います。
催眠療法を受けたいと思われた方はご連絡お待ちしています。

催眠療法(ヒプノセラピー)について詳しくはこちら

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